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時代共通の思い出がここにある。

2015年4月20日発売
小Ｂ６判　フランス装292ページ

往事の思い出、世事人事のよしなしごと、机上の空論妄想、人にぼやく代わりのつぶやき――。『青空は片思い』『どこ行っきょん』に続く、名エッセイストによる随筆３作目！　幕間（まくあい）の「パンの耳」もご賞味を。

知らず知らずに忘れ、忘れたら最後、消えてしまって二度ととり戻したり思い返したりできないもの。そんな儚い思い出――戦中から60年代、70年代の日本を生きた人特有の共通の思い出――が、丹念に綴られています。