DETAIL
2013年5月15日発行
小B6判ソフトカバー・アンカット 300ページ
装画:松山コウイチ
若い頃は、しばしば「おまえ、どこ行っきょん」(どこへ行きつつあるのか)と、少年時代を過ごした阿波の徳島弁で自分に問うことがあった。――(本文より)
大阪生まれの著者は、疎開先の徳島で終戦を迎え、大学進学を機に上京。リクルート創業者江副浩正氏との出会いや、生涯の師と仰いだ高校校長父子との交流、博報堂勤務時代の忘れ得ぬ体験、好きな歌、文学、映画など、自分史のところどころを振り返る。
初の自伝的エッセイ。