DETAIL
46判・並製・152ページ
装幀:井原靖章
ワルシャワ大学に留学中のある秋の日、著者が暮らす下宿の家に親をなくした1歳9か月の女の子モニカがやってきます。ポーランド初となる日本語小辞典の原稿が完成するまでの半年間、そして日本に帰国した後も、著者とモニカは互いに心を通い合わせ、絆を深めることになりました。本書は、ポーランドと日本が今よりも遠かった時代から、二国の懸け橋であり続けた一人の翻訳家の物語です。
足達和子氏プロフィール
1945年、東京都生まれ。翻訳家・通訳、日本ペンクラブ会員。都立青山高校、法政大学を卒業後、ワルシャワ大学文学部に留学。在学中に執筆した『日ポ・ポ日小辞典』が、1982年にヴェーザ・ポフシェフナ社(ワルシャワ)から出版された。帰国後、ポーランド航空日本支社、静岡産業大学講師を経て、現職。1992年に、『ふゆのさくら、現代日本名詩選』(日・ポ二か国語版、国際文化出版社、東京)で日本翻訳出版文化賞受賞、2015年に、ポーランド大統領よりカバレルスキ十字勲章を授与された。
北海道新聞(2020年9月20日)に書評が掲載されました。 → 【
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日中友好新聞(2021年1月15日)で紹介していただきました。 → 【
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週刊読書人(2022年5月27日号)に広告を掲載しました。→ 【
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