DETAIL
四六判ハードカバー
326ページ
装画:又平伸亮
装幀:横山恵美
内容紹介
介護施設入居者の認知症が急激に進行し死に至る。そして、これは認知症高齢者に限った現象ではなかった。頻発する認知症を眼前に、感染を容認できない医師と研究者。厳重な管理下にあるはずの病原体が、脳を蹂躙する。認知症を取り巻く社会の歪みで人間の想いが交錯する――。
著者紹介
(うえだ・かずや)
1960年5月15日 東京生まれ。
1981年桑沢デザイン研究所卒業。1982年より、メディカルイラストの租である、故河原三郎氏に師事。1989年に独立、企画・デザイン製作事務所を設立。以降、メディカル分野を軸とした広告・宣材、イラスト、映像、また論文・学会発表用資料等の制作に携わる。
一般雑誌等に取材記事等を寄稿するが、小説の形態では初の出版となる。